平成26年度の決算について

市バス事業について

平成26年度は、1日平均33万人のお客様にご利用いただき、運輸収益は167億円となりました。また、広告料収入など運輸雑収等は31億円、一般会計補助金は37億円で経常収入全体では235億円となりました。
経常支出は、運転士をはじめとした職員の人件費が119億円、自動車燃料費や施設の修繕費など経費が87億円、減価償却費が12億円、支払利息等が3億円で、合計221億円となりました。
この結果、経常損益は14億円の黒字、特別損益をあわせた純損益は11億円の黒字となりましたが、累積欠損金は424億円と依然として多額となっています。
また、資金不足額は昨年度より8億円改善の21億円となったものの、依然として多額であり厳しい経営状況となっています。
今後とも、経営改善に取り組み、さらなる経営基盤の強化をめざします。

市バス損益計算書のイメージ

地下鉄事業について

平成26年度は、1日平均124万人のお客様にご利用いただき、運輸収益は716億円となりました。また、広告料収入や資産の有効活用及び附帯事業収入など運輸雑収等は112億円、一般会計補助金は28億円で経常収入全体では856億円となりました。
経常支出は、駅務員をはじめとした職員の人件費が242億円、電車動力費や施設の修繕費など経費が176億円、減価償却費が245億円、支払利息等が128億円で、合計791億円となりました。
この結果、経常損益は65億円の黒字、特例債元金償還補助金を除いた実質経常損益は50億円の黒字、特別損益をあわせた純損益は40億円の黒字となりましたが、累積欠損金は2,759億円と依然として多額となっています。
また、資金不足額に資金不足を補てんするための資金手当債の残高を加えた実質資金不足額は、2,483億円と前年度より改善したものの、依然として多額であり厳しい経営状況となっています。
今後とも、経営改善に取り組み、さらなる経営基盤の強化をめざします。

地下鉄損益計算書イメージ

関連リンク