市バス事業の環境への取り組み

市バスは地球にやさしいバス車両を採用し、地球にやさしい運転をしています。

次世代自動車

名古屋市交通局では排気ガスのクリーンな次世代自動車を採用しています。
平成3年度に「ディーゼル・電気式ハイブリッドバス」を導入し、平成6年度には、一般家庭で使用している天然ガスを燃料とする「CNG(圧縮天然ガス)バス」を導入しました。
また、平成22年度に「ポスト新長期規制適合バス」を導入し、平成29年度より、排出ガスの基準が最も厳しい「2016年規制適合バス」を導入しています。
令和6年4月現在では、「ポスト新長期規制適合バス」209両、「2016年排出ガス規制適合バス」350両の合計559両が在籍しています。(導入率55.1パーセント)

2016年排出規制適合バスの写真

アイドリングストップバス

バスの停車と発車に合わせてエンジンが自動的に停止・再スタートを行い、ムダなアイドリングをなくすアイドリングストップバスを採用しています。排気ガスや騒音が減り、燃料の節減にもつながっています。
令和6年4月現在、市バス全車両アイドリングストップバスです。

アイドリングストップバスの写真

エコドライブについて

市バスでは現在、「エコドライブ7則」を制定して地球にやさしい運転に心がけています。 アイドリングストップの実施(注)、空ぶかし禁止、早めのシフトアップ、 やさしい運転、定速走行の励行などを実践することにより、無駄な排気ガスの抑制、 使用燃料の節約などに努めています。

(注)夏季期間においては熱中症対策として車内冷房を維持し、車内温度を保つためにアイドリングストップ機能を使用しないことがあるほか、排出ガスからススなどを集める装置が集まったススを取り除くときや、バッテリーの電圧が下がっているなど、車両の状態により、アイドリングストップしない場合があります。