平成25年度の決算について

平成25年度は、1日平均32万人のお客様にご利用いただき、運輸収益は167億円となりました。また、広告料収入など運輸雑収等は29億円、一般会計補助金は40億円で経常収入全体では236億円となりました。
経常支出は、運転士をはじめとした職員の人件費が119億円、自動車燃料費や施設の修繕費など経費が83億円、減価償却費が16億円、支払利息等が3億円で、合計221億円となりました。
この結果、経常損益は15億円の黒字、特別損益をあわせた純損益は24億円の黒字となりましたが、累積欠損金は440億円と依然として多額となっています。
また、資金不足額は昨年度より11億円減の29億円となり、資金不足比率は14.9パーセントと地方財政健全化基準（20パーセント）を下回ることができましたが、依然として厳しい状況となっています。
今後とも、健全な経営基盤を確立することをめざして、平成22年3月に策定した「市営交通事業経営健全化計画」に掲げた利用促進や経費節減など諸施策を着実に推進してまいります。

平成25年度は、1日平均123万人のお客様にご利用いただき、運輸収益は719億円となりました。また、広告料収入や資産の有効活用及び附帯事業収入など運輸雑収等は67億円、一般会計補助金は42億円で経常収入全体では828億円となりました。
経常支出は、駅務員をはじめとした職員の人件費が239億円、電車動力費や施設の修繕費など経費が167億円、減価償却費が213億円、支払利息等が137億円で、合計756億円となりました。
この結果、経常損益は72億円の黒字、特別損益をあわせた純損益は64億円の黒字となりましたが、累積欠損金は2,979億円と依然として多額となっています。
また、資金不足額に資金不足を補てんするための資金手当債を加えた実質資金不足額は、2,532億円と前年度より改善をしたものの厳しい状況となっています。
今後とも、健全な経営基盤を確立することをめざして、平成22年3月に策定した「市営交通事業経営健全化計画」に掲げた利用促進や経費節減など諸施策を着実に推進してまいります。