平成28年度の決算について

市バス事業について

平成28年度は、1日平均34万人のお客様にご利用いただき、運輸収益は172億円となりました。また、広告料収入など運輸雑収等は36億円、一般会計補助金は35億円で経常収入全体では243億円となりました。
経常支出は、運転士をはじめとした職員の人件費が124億円、自動車燃料費や施設の修繕費など経費が85億円、減価償却費が9億円、支払利息等が3億円で、合計221億円となりました。
この結果、経常収支は22億円の黒字、特別収支をあわせた純損益は23億円の黒字となりましたが、営業収支は12億円の赤字となっています。一方、資金不足額は昨年度より17億円改善し、資金不足を解消することができました。しかしながら、累積欠損金は380億円、債務超過は67億円と依然として多額であり厳しい経営状況となっています。
今後とも、経営改善に取り組み、さらなる経営基盤の強化をめざします。

市バス損益計算書イメージ

地下鉄事業について

平成28年度は、1日平均129万人のお客様にご利用いただき、運輸収益は749億円となりました。また、広告料収入や資産の有効活用及び附帯事業収入など運輸雑収等は108億円、一般会計補助金は88億円で経常収入全体では945億円となりました。
経常支出は、駅務員をはじめとした職員の人件費が256億円、電車動力費や施設の修繕費など経費が186億円、減価償却費が242億円、支払利息等が100億円で、合計784億円となりました。
この結果、経常収支は161億円の黒字、特例債元金償還補助金を除いた実質経常収支は86億円の黒字、特別収支をあわせた純損益は164億円の黒字となりました。しかしながら、累積欠損金は2,482億円、資金不足額に資金不足を補てんするための資金手当債の残高を加えた実質資金不足額は2,299億円と、依然として多額であり厳しい経営状況となっています。
今後とも、経営改善に取り組み、さらなる経営基盤の強化をめざします。

地下鉄損益計算書イメージ

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