平成29年度の決算について

市バス事業について

平成29年度は、1日平均35万人のお客さまにご利用いただき、運輸収益は175億円となりました。また、施設や車両の有効活用による収入など運輸雑収は34億円、一般会計補助金など営業外収益は38億円で、経常収入は合計247億円となりました。
経常支出は、運転士をはじめとした職員の人件費が127億円、自動車燃料費や施設の修繕費など経費が90億円、減価償却費が10億円、支払利息など営業外費用が3億円で、合計230億円となりました。
この結果、経常収支は17億円の黒字、特別収支をあわせた純損益は19億円の黒字となりましたが、営業収支は18億円の赤字となっています。また、累積欠損金は361億円、債務超過は37億円と依然として多額となっています。
今後とも、経営改善に取り組み、さらなる経営基盤の強化をめざします。

市バス損益計算書イメージ

地下鉄事業について

平成29年度は、1日平均131万人のお客さまにご利用いただき、運輸収益は759億円となりました。また、施設や車両の有効活用による収入など運輸雑収は66億円、一般会計補助金など営業外収益は121億円で、経常収入は合計946億円となりました。
経常支出は、駅務員をはじめとした職員の人件費が256億円、電車動力費や施設の修繕費など経費が191億円、減価償却費が243億円、支払利息など営業外費用が87億円で、合計777億円となりました。
この結果、経常収支は169億円の黒字となりましたが、特例債元金償還補助金を除いた実質経常収支は100億円の黒字となっています。また、特別収支をあわせた純損益は172億円の黒字となりました。しかしながら、累積欠損金は2,310億円、資金不足額159億円に資金不足を補てんするための資金手当債(平準化債、緩和債)の残高を加えた実質資金不足額は2,187億円と依然として多額となっています。
今後とも、経営改善に取り組み、さらなる経営基盤の強化をめざします。

地下鉄損益計算書イメージ

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