平成30年度の決算について
市バス事業について
平成30年度は、1日平均35万人のお客さまにご利用いただき、運輸収益は177億円となりました。また、施設や車両の有効活用による収入など運輸雑収は34億円、一般会計補助金など営業外収益は38億円で、経常収入は合計249億円となりました。
経常支出は、運転士をはじめとした職員の人件費が128億円、自動車燃料費や施設の修繕費など経費が94億円、減価償却費が10億円、支払利息など営業外費用が4億円で、合計236億円となりました。
この結果、経常収支は13億円の黒字、特別収支をあわせた純損益は29億円の黒字となったほか、債務超過を解消しました。しかしながら、経常収支から一般会計補助金などを除いた営業収支は21億円の赤字であり、また、累積欠損金は332億円と依然として多額となっています。
今後とも、経営改善に取り組み、さらなる経営基盤の強化をめざします。
地下鉄事業について
平成30年度は、1日平均134万人のお客さまにご利用いただき、運輸収益は770億円となりました。また、施設や車両の有効活用による収入など運輸雑収は67億円、一般会計補助金など営業外収益は107億円で、経常収入は合計944億円となりました。
経常支出は、運転士をはじめとした職員の人件費が259億円、電車動力費や施設の修繕費など経費が201億円、減価償却費が242億円、支払利息など営業外費用が75億円で、合計777億円となりました。
この結果、経常収支は167億円の黒字、特例債元金償還補助金を除いた実質経常収支は111億円の黒字、経常収支に特別収支をあわせた純損益は169億円の黒字となりました。しかしながら、累積欠損金は2,141億円、また、資金不足額145億円に資金不足を補てんするための資金手当債(平準化債、緩和債)の残高を加えた実質資金不足額は2,040億円と依然として多額となっています。
今後とも、経営改善に取り組み、さらなる経営基盤の強化をめざします。
関連リンク
経営比較分析表(自動車運送事業)
市バスの経営の状況を表す主要な経営指標とその分析で構成される「経営比較分析表」をご確認いただけます。平成30年度市バスの営業係数について
市バスが100円の収入を得るために、費用がどれだけかかるかを示す値である「営業係数」等を各系統毎にご確認いただけます。
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