緑営業所 整備係 技師 森 雅彦

森 雅彦

Mori Masahiko
緑営業所 整備係 技師
2013年(入庁9年目)

安全なバスの運行を支える “車両ドクター”として 奮闘しています!

経験を重ねることで自己成長を実感する

  • 機械弄りや、モノづくりが好きで、特に乗り物に興味があったため、入庁を希望。現在、自動車部緑営業所にて、バス車両を整備する係に所属しています。
    入庁以来、バス整備の仕事に携わっており、バスの故障や毎月の定期整備、車検で使用する部品の発注や管理を担当しています。具体的には、定期整備の統計の入力、整備や車検で必要となる部品を部品カタログから品番を調べて発注。どれくらい在庫が必要かなどの判断も任されています。
    長年の経験から、バスの構造についての知識が自然と身についており、エンジンなどから出る音を聞くだけでも、調子の良し悪しがわかるようになってきました。経験値が肝となる仕事であることを実感しています。
    この仕事は、安全な運行のためには欠かせない、大きな責任を伴うもので、日々緊張感をもって取り組んでいますが、その分やりがいも大きいと感じています。

    業務の様子

作業効率アップのための環境整備もやりがいに

  • バスも年々新しい構造になっていきます。構造そのものは理解していても、どの部分に故障が発生しやすいかなど、わからないことが多く、修理に必要な部品についての情報も常にアップデートしていかなければなりません。そのため、部品専門の担当者と情報交換を密に行い、非常時には即座に対応できる体制を整えています。
    バスの部品の種類はとても多く、在庫が必要な部品は少なめに見積もっても1500点以上もあります。必要な部品を探しやすく、また、管理しやすいように並べ方を考えるのも私の役目です。常に新しい部品が入ってきますので、誰もがわかりやすいように並べ替えています。
    年に1回、在庫調査を行っていますが、すべての種類の数量を数え上げ、膨大な数の部品在庫の整理を終えた時の達成感は大きいですし、整理をすることで、他の係員が部品を探す時間を節約できて喜んでもらえることが、部品管理業務の醍醐味ですね。

  • 100年後でも、市バスは走り続けていると思います。その時も、今と変わらず安心して乗車し、笑顔で降車してもらえるよう、若い世代の人たちに技術を伝えていきたいと思っています。

    インタビューの様子
  • 業務の様子
  • 業務の様子
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