職員インタビューINTERVIEW

車掌

鶴舞線運転区原田 晃佑

Kosuke Harada

H22.3 入局

原田の写真、仕事内容・魅力
仕事内容・魅力

街を結び、人をつなぐ

現在は車掌業務を行っています。仕事内容は電車に乗務し、お客さまに目的地まで安全・快適にご乗車いただけるよう、ドアの開閉をはじめ、運転士への出発合図、定刻運行の管理、冷暖房による車内の温度調節、放送による案内等を行っています。また、事故や異常が発生した際には、お客さまの避難誘導や列車衝突等の二次災害を防ぐための列車防護を行うなど重要な職責を担っています。

この仕事の魅力は、名古屋の経済や生活を支えているということを肌で感じられることです。地下鉄は名古屋市内の主要な移動手段であり、通勤・通学・買い物・旅行など多くの人々の生活を支えている重要なインフラです。車掌という仕事を通じて、日々多くの人々の移動を支え、街を結び、人をつないでいるという事実がやりがいであり、魅力だと感じています。

原田の写真、夢・目標
この仕事を選んだ理由

チームで協力する仕事

就職活動の前年にリーマンショックが発生し、先行きが不透明な情勢だったため、比較的安定している公務員を志望していました。また、学生時代は一人旅が好きで、できれば予約が取りやすく、お得に旅行に行ける平日休みの仕事をしたいと考えていました。そのとき名古屋市交通局の駅務員募集を見つけたのがきっかけです。

当時は駅務員の仕事やその後のキャリアの歩み方もほとんど知らず、周りにも鉄道業で働いている人がいませんでした。それから、インターネットを中心に業界研究を行っていく中で、地下鉄の職員はノルマや利益を追求する仕事ではなく、チームで協力して日々の業務を遂行していくという仕事だということを知り、魅力を感じました。人々の生活に当たり前に存在している公営企業で働いてみるのも面白いのではないかと思い、学生時代には、地下鉄や市バスにお世話になっていたこともあり、採用選考を受験しました。

原田の写真、仕事と私生活の両立(ワークライフバランス)
仕事と私生活の両立
(ワークライフバランス)

健康面に特に気を使う

不規則な勤務体系のため、健康には特に気を使っています。業務上、睡眠時間が短くなることもありますが、健康面のリスクを少しでも減らすために、バランスのとれた食事を摂ることや定期的に運動することを意識しています。また、泊まり勤務を終えた日や休みの日はできるだけ早く寝ることで、疲れを残さないことも心がけています。

休日には、職場の友人と趣味のゴルフで汗を流したり、旅行に出かけたりして、非常に充実したプライベートを過ごしています。休みが平日であれば、ゴルフ代も旅行代も安く、比較的混雑していないため、今では休みが土日だと少しうんざりしてしまうくらいです。土日休みは少ないですが、有給休暇も事前に申請しておけば取得することができるため、仕事が土日休みの友人ともたまに集まっては楽しい時間を過ごしています。

夢・目標

地下鉄のプロとして活躍する

現在の目標は、鶴舞線で運転士になることです。

駅務員から車掌になったときは、研修所での様々な研修や訓練、現場で指導してくれた先輩職員のおかげで業務知識や安全意識が高まったのを実感しました。また、初めて電車の扉の操作を行ったときは、大きな責任を感じるとともに、電車を扱う感動があったのを覚えています。

次は運転士という仕事を通じて、より地下鉄への理解を深めるとともに、先輩方が引き継いできた安全・安心で快適な輸送サービスの提供を継続していかなければならないと考えています。また、電車を動かすという責任や、そのときに感じるであろう感動を経験してみたいと思っています。

将来的には、各種業務の責任者であり駅務員や乗務員の指導管理を行う助役を目指し、様々な業務に挑戦しながら、地下鉄のプロとして活躍することを目標にしています。

SCHEDULE一日の仕事の流れ

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