職員インタビューINTERVIEW

駅務員

鶴舞線駅務区岩﨑 ゆき野

Yukino Iwasaki

R3.1 入局

岩﨑の写真、仕事内容・魅力
仕事内容・魅力

興味の尽きない仕事

駅務員の業務には、改札窓口での精算、駅構内のご案内があります。お客さまにご用件をお伺いし、求めている答えは何か、必要としているものは何か、意思疎通が上手くいくとやりがいを感じます。全てが上手くいくわけではありませんが、人から必要とされて「ありがとう」と言っていただけることと、学びを得て精進しようと思えることが魅力のひとつです。

駅長室での定期券発売は、間違いがないように確認をとりながら発行をします。最近は留学生のお客さまも多くいらっしゃるので、より分かりやすい説明の仕方を模索中です。

ホームでは、安全最優先を根底に判断をしなくてはならないため、常に何を優先すべきか考えながら監視や介助にあたっています。また、お困りの方がいればお声がけしたり、小さな気遣いをさりげなくできるように試行錯誤する面白さも魅力です。

このとおり多くのお客さまと関わることができて、興味の尽きない仕事だと思います。

岩﨑の写真、夢・目標
この仕事を選んだ理由

お客さまの日常と非日常を支えたい

高卒で旅行会社に就職して5年目に入った頃、将来の展望が開けず、転職を考えていました。そのとき喫茶店で偶然読んだ雑誌に女性乗務員さんが紹介されており、鉄道業界に興味を持ちました。

お客さまに移動の時間だけでも一息ついて安心してほしい。これは前職でも大切にしていた理念でした。日頃の通勤通学のみならず、イベントや旅行など様々な理由で利用されるすべての交通機関で共通する 理念だと思います。駅務員はそんなお客さまの日常と非日常を支える素敵な仕事だと思いました。

私が名古屋市交通局に決めた理由は、元より県内で就職して地元に貢献したかったということと、祖父母の家と高校が名古屋にあり、よく利用していた市営交通に馴染みがあったからです。このにぎやかな名古屋の街を支えるのはきっと面白味があるだろうと思い、最終的には自分の状況も考慮して交通局を受けました。

岩﨑の写真、仕事と私生活の両立(ワークライフバランス)
仕事と私生活の両立
(ワークライフバランス)

息抜きで仕事にメリハリを

心掛けていることは、スキマ時間を有効活用することです。勤務は不規則ですが、退勤の時間が決まっているので予定が組みやすい職場です。退勤後に友人と食事に行ったり、逆に出勤が遅い日は午前中に家事や買い物を済ますことができます。泊り勤務明けの非番はゆっくり過ごすなどスキマ時間を無駄なく活用しています。

他に心がけていることは、多く働く月と休む月を自分の中で作ることです。週休日に出勤することもありますが、日数は多少調整することもできるので、休みたいときは休みやすいと思います。所属先で違いはありますが、土日祝関係なく休暇の取得も可能で旅行の計画も立てやすいです。

趣味の時間を過ごすことで、心も体もリフレッシュして勤務にあたり、より良い接客サービスの提供につなげることができます。

息抜きをして仕事にメリハリをつけることが大切だと思います。

夢・目標

夢は指導者になること

将来の夢は指導者になることです。

お客さまに対するご案内は色々な角度からの知識見分が必要です。正しい乗車方法から、様々なルールが設けられている理由、非常時の対応など、分かりやすくお伝えすることが求められます。お客さまに上手に説明ができることは同時に、同僚や後輩にも共有ができることにつながります。そのためには、自分の考えだけでなく、様々な手順も確実に守りつつ、ルールの理解を深めていくことが肝心だと思います。その先に人に教える指導者があると考えています。

ただし、無理をせず、できることから着実にしていくこと。何をするにしても体が資本なので、まずは健康第一で勤務にあたることを目標としています。

SCHEDULE一日の仕事の流れ

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