職員インタビューINTERVIEW

バス運転士

猪高営業所花畑 恵美子

Emiko Hanabata

H12.4 入局

花畑 恵美子の写真、仕事内容・魅力
仕事内容・魅力

「ありがとう」と言っていただける

市バス運転士の仕事内容をひと言でいうと、安全・安心・快適にお客様を目的地へご案内することです。

お客さまが着席したか、手すりなどを持ったかを確認してから発車する、お客さまに危険が及ばないように車内マイクで注意喚起をする、バスの揺れが最小限になるようになめらかな運転操作を心がける、乗車券の販売を行う、そして車いす利用者やベビーカーをご使用のお客さまへの対応を心がけるなどやるべきことはたくさんあります。そのため、常に集中力を切らさずに業務にあたらないと、思わぬところでミスが発生します。

神経を使うことが多いので大変なところもありますが、この仕事を続けてこられたのは、やはりお客さまからいただける感謝の言葉です。降りる際に「ありがとう」と言っていただけると、とても嬉しく思います。 また次も「ありがとう」と言っていただけるように頑張ろうと思えることが、この仕事の何よりの魅力です。

花畑 恵美子の写真、夢・目標
この仕事を選んだ理由

アメリカでバスを運転する女性ドライバーに憧れて

もともと、20代前半にアメリカを一人旅している時に、交通手段としてよく利用していたのが、グレイハウンドという長距離バスでした。もちろん、市街地を移動する時は路線バスを利用していました。その当時から、アメリカではバスを運転する女性ドライバーの姿を頻繁に目にしており、「かっこいいなあ」と思いながら利用していました。

そのため、いざ就職しようという時、自分もバスを運転してみたいという気持ちが湧いてきました。地元のバス会社に就職するという選択肢もあったのですが、父が名古屋市営地下鉄の運転士をしていたことで、交通局が子どもの頃から身近な存在であったため、迷わず市バス運転士を第1希望に採用試験を受けることを決めました。

花畑 恵美子の写真、仕事と私生活の両立(ワークライフバランス)
仕事と私生活の両立
(ワークライフバランス)

子育て支援が充実

私には、夫と二人の子どもがいます。夫も同じ仕事をしており、不規則な勤務形態の中で、家事・育児をするというのは容易なことではありません。しかし、交通局では子育て支援のための制度が充実しています。

育児休業や勤務時間を短縮することができる部分休業などの制度がありますので、それらの制度を活用しながら、夫と家事・育児を分担することにより仕事と私生活を両立することができます。

また、休日が平日となることも多いので、混雑していない日取りで趣味を楽しむことができます。趣味の旅行も平日に行くことによって、渋滞などのストレスもなく、ホテルなども安価で楽しむことができます。

バス運転士は不規則な勤務で大変なイメージが多いと思いますが、私生活を充実させることができ、ワークライフバランスを保ちやすい仕事だと思います。

夢・目標

一つひとつコツコツと

大きな夢や目標というものはありませんが、一つひとつコツコツと毎日の業務を正確にこなしていくことで、お客さまを安全で快適に目的地までご案内することが日々の小さな目標です。

市バスはワンマン運転ですので、いざ営業運転が始まると、何かトラブルが起きたときやお客さまから質問を受けた際に、自分だけで対処しなければならないことが多いです。

行先や経由地については、他の営業所の系統に関する質問を受けることもありますし、乗車券や乗車料金の制度等については、細かな質問を受けることも多いので、幅広い業務知識が求められます。

お客さまを安全で快適に目的地までご案内するため、安全運転や乗り心地の良い運転操作に努めることはもちろんですが、お客さまからの質問に対する回答に時間がかかり、お待たせしてしまうことがないよう、業務知識の向上を図り、迅速な回答ができるよう日々努めています。

SCHEDULE一日の仕事の流れ

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