整備した車両が安全に走る姿
私は日進工場で地下鉄車両の整備をしています。日進工場では、鶴舞線と桜通線の地下鉄車両の検査を行っており、私が所属する部署の業務は、4年毎の重要部検査と8年毎の全般検査です。この検査では、1つの編成を約1ヶ月かけて車両機器や部品の分解、清掃、交換、組立、調整を行います。
私は、車体工作班に所属し、主に連結器を整備したり、ブレーキや扉の開閉に使用する車両の空気源となる電動空気圧縮機や車両用のクーラーや送風機等を外注整備に出すための搬入・搬出作業及び受取検査をしています。
私が扱っているものは、フォークリフトを運転して車体に取付、取外等を行っている電動空気圧縮機などの重量物もあれば、車内のつり革などもあり、大小さまざまな部品を取り扱っています。
車両にはたくさんの機器・部品があります。一つ一つ手入れをし、整備基準値内にきちんと収めて、次の検査までの4年間、不具合や故障を発生させずに車両を走らせるという思いで整備をしており、とても責任のある仕事です。
また、実際に私たちが整備した電車が安全に走っている姿を見ると、やりがいがある仕事だと思います。